新潟青陵大学

福祉心理子ども学部(※)
臨床心理学科

Department of Clinical Phychology

Department of

(※)2023年4月名称変更予定

人のこころに関わり、支援する

「臨床心理学」
の学びとは
「心理学」
とどう違うのか

こころの健康に役立つ実践的な学問

臨床心理学という言葉は聞いたことがなくても、心理学という言葉を知っている人は多いのではないでしょうか。心理学は、主に人に共通するこころのしくみを科学的に明らかにし、その知識を活かしてより良い社会をめざす学問です。臨床心理学は心理学のなかのひとつの領域であり、人間の個別性を重視しながら、生身の人間関係を扱う学問です。臨床心理学では「こころの悩み」を持つ人々をどのように理解し支援したら良いのか、その理論や技法について学びます。つまり臨床心理学とは、こころの健康に役立つ実践的な学問なのです。

臨床心理学科の
教育体制

現場の空気を伝えながらサポート

臨床心理学科のカリキュラムは、基礎から徐々に深い学びへとつながっていくように学年進行に合わせて科目が設定されているので、安心して学ぶことができます。また、知識の吸収と同時に課題や問題を主体的に解決できる力を身につけられるよう配慮されています。たとえば、調査や研究スキルの授業、心理学や臨床心理学の学びをベースにしたコミュニケーション能力を育む演習、少人数でディスカッションしながら、学び合えるよう配慮された授業体制があり、着実に自分の力を伸ばしていくことができます。現在も様々な現場の心理臨床に携わる教員が、現場の空気を伝えながら、みなさんをサポートします。状況を客観的に捉える力や、社会のなかでの人と人とのつながりを大切にできる力が、心理職だけではなく、幅広い職業選択を可能にします。

臨床心理学科を
学ぶ魅力

人のこころは
わからないからこそ魅力的

私たちは日々多くの人たちと関わりながら生活をしています。様々な場面で、ふと「あの人はなぜこう言ったのだろう?」「私はなぜそう思ったのだろう?」と疑問に思ったことはないでしょうか。人のこころを理解するためには、その人がどんな人生の節目にいるのか、どんな性格なのか、どんな好みがあるのかなど、いろいろな方向から見ることが必要です。自分自身を含め、人の言動の裏にある何かを多面的に理解することで、どうその人と関わっていくのかということも見えてきます。人のこころは謎に包まれていて、わからないことは多いですが、だからこそ魅力的でもあります。人に関心のある方、対人支援に関心のある方、観察力、コミュニケーション力、人と人、また人と社会の間の調整力を身につけたい方、一緒に臨床心理学を学んでみませんか。

福祉心理子ども学部
臨床心理学科の特徴

新潟県内唯一の臨床心理学科

こころに寄り添い、ケアできるスキルを身につけます。4年間のカリキュラムのなかで基礎的な心理学から応用の心理学まで順序立てて学び、人間を多面的に見る力と、こころの複雑なしくみを整理し、多層的に理解する力を養成します。実際に人と関わりながら学ぶ機会が多く、社会で役立つスキルを修得でき、さらに心理学の手法を学ぶことで基本的な調査や分析力も身につけられます。

公認心理師・臨床心理士を養成する
大学院を併設

現役で臨床の現場に携わる多くの教員から、実践的なアドバイスを受けられる環境です。公認心理師・臨床心理士をめざす人は、早期から大学院進学を見据えた学修・研究をスタートできます。大学院の付属機関である臨床心理センターが学内に設置されており、専門的な学びを支える環境が整っています。

臨床心理学の学びを活かせる場は多彩

幅広い心理学の学びは「こころの支援」が求められる実践現場だけでなく、企業の営業や人事部門など、人と関わる職場ならどんなところでも役立てることができ、活躍の場が広がっています。

「社会福祉」と「保育」の分野も学べる

「社会の仕組みを理解し、すべての人の幸せを守るための技術や方法を探求する社会福祉系科目」、「子どもの最善の成長を支える方法を追求する保育系科目」を学部共通や他学科聴講科目で豊富に用意。深く関わり合う領域を学ぶことで、多角的な視点を身につけ、高度化する専門性へのニーズに対応できる能力を育みます。

少人数教育

初年次導入教育からゼミナール、卒業研究に至るまで、学生と教員の双方向的なコミュニケーションを重視した少人数学生グループによる指導を行っています。そのため、個々の学生の学修達成度や基礎的教養力の把握等の必要なアセスメントと適切な指導が可能です。

教員との距離の近さ

教員の人数が多く、専門とする領域も多種多様です。さらにグループ単位での少人数教育をはじめアドバイザー制度など、学生の学修および大学生活を支援する体制が整っています。ゼミナールや演習科目は少人数で行うため、教員との関係がより密なものとなり、学生をしっかり支える面倒見の良さと学生と教員の距離の近さが自慢です。

めざす資格- Qualification -

  • 公認心理師
  • 社会福祉士
  • 認定心理士
※国家試験受験資格
国家試験受験資格 公認心理師は、3年次に心理実習(定員25人)を履修するための選抜があります。卒業後、大学院での指定科目の履修または規定の実務経験が必要です。

4年間の学修プロセス

SEIRYOの特色のある授業

心理学実験

「人間を使った心理学の実験!?一体、何をやるの?」と、よく質問されます。心理学は占いでも読心術でもありません。科学的に人間の心と行動を研究します。その基礎となるのが、心理学実験です。人は、どんな環境(条件)で、どのように感じ、考え、行動するのか。人間の心のメカニズムを実際に調べるのが、心理学実験です。本を読んだだけで、わかったつもりになってはいけません。実体験を通して、人の心の強さ、弱さ、あやふやさ、その不思議さを知り、人間を科学する方法を学びましょう。

Teacher’s Voice

臨床心理学科

碓井 真史教授

在校生インタビュー

01Student’s Voice

考える力が育まれる指導に感謝

心理学のカリキュラムのなかでも特に面白かった授業が、心理学実験です。たとえば「鏡映描写」という実験では、鏡に映った像に沿って星やハートの線をなぞるのですが、全然上手く描けずもどかしい思いをするなど、実感のある学びを通して心理への理解を深めていくことができました。教えてくださる先生方は個性豊かで、学生に問題提起して自ら考えさせるスタイルが多かったです。とても話しやすく、3年次はよく卒業論文の相談に行きましたが、ただ指示を出すのではなく、ドラえもんのポケットみたいにアイテムやアイデアをちょこっと出してくださり、そこから自分で考えを巡らせたことで、関心があった天気による感情の変化を研究することができました。就職先には、インターンシップでお世話になった機械メーカーを選びました。インターンシップ中、実際に営業やエンジニアの実務に同行し、自分が将来働くイメージをつかめた、非常に刺激的な体験でした。これから海外進出もしていく面白そうな企業なので、日々働く期待が高まっていっています。

田中 陸さん

臨床心理学科 4年
新潟県 東京学館新潟高校出身

卒業生インタビュー

OB OG Stories

01臨床心理士医療法人 崇徳会 田宮病院

試行錯誤の毎日のなかで
大学の恩師の言葉が励みに

進路選択の際に青陵を選んだのは、臨床心理士の資格取得をめざせる大学院があったからです。大学院時代は授業のほかに学校附属の「臨床心理センター」で一般のクライエント(相談者)との面談もあり忙しかったですが、様々なケースに対する考えや対応を院生同士でゆっくり考え話し合いを持つなど、非常に濃厚な時間を過ごすことができました。
現在は精神医療の専門病院に臨床心理士として勤務しています。当院の臨床心理士の業務の柱として、心理面接や心理検査、グループ活動があります。患者さんとの関わりのなかで心がけていることは、診断名が同じでも一人ひとり症状も、抱えている悩みも異なるので、相手に合わせた対応をとること。そのためにも同僚に相談しながらトライ&エラーで対応方法を増やしていっています。今でも大学の先生に言われた「やればできるんだからやってみなよ」という言葉が、背中を押してくれています。クライエント本人の生活を軸に考えて、積極的に病院内外のほかの職種とも連携しながら、仕事の幅を広げていきたいです。

三富 麻衣さん

2015年度卒業/
大学院臨床心理学研究科 2017年度卒業
新潟県 新潟明訓高校出身

在学中取得資格:
精神保健福祉士※/
認定心理士
現在は取得できません。
卒業後取得資格:
臨床心理士/公認心理師

国家試験・資格取得

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